国土交通省の指導の下、利用者がより安全性の高いトラック運送事業者を選択しやすくするため、学識経験者・荷主団体・消費者団体などから構成される安全性評価委員会において、安全・安心であると認定された運送事業所のことです。

安全性優良事業所認定証は、2003年より実施されている認定制度です。全国貨物自動車運送適正化事業実施機関である公益社団法人 全日本トラック協会が認証機関となり、トラック運送事業者の安全性を正当に評価した上で、認定して公表するものです。
Gマークとは、厳正な審査により高評価を得た事業所に与えられる“安全性”の証です。Gの由来は 「Good：よい」「Glory：繁栄」の頭文字のGを取ったもので、トラック運送事業者の安全・安心・信頼のマークです。

環境に配慮する運送事業者として環境保全活動に取り組みながら、安全で快適な運輸サービスの向上に努めていく経営とされています。

グリーン経営認証制度は、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が認証機関となり、グリーン経営推進マニュアルに基づいて一定レベル以上の環境保全に取り組んでいる運送事業者に対し、審査の上認証・登録を行うものです。

SDGs（Sustainable Development Goals）とは、2015年9月の国連サミットで採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された、2030年までの達成を目指す国際目標です。17のゴール・169のターゲットから構成され、「誰一人取り残さない」社会の実現を目指し、経済、社会、環境をめぐる広範な課題に統合的に取り組むこととしています。

熊本県SDGs登録制度は、熊本県内の企業等が自らの活動とSDGsとの関連性を認識し、SDGsの達成に向けた具体的な取り組みを推進することにより、SDGsの普及を促進することを目的とします。

併せて、新たな価値の創造を促し、その取り組みの「見える化」による地域の自律的好循環（※）の形成につなげることで、熊本の特性を生かした持続可能な社会と、SDGsを原動力とした地方創生の実現を目指します。

県内企業等がSDGsと事業活動との関連について「気付き」を得ると共に、具体的な取り組みを進める登録制度です。

※自律的好循環…企業、地域、地方公共団体、地域金融機関等の多様なステークホルダーが連携し、地域課題の解決に向け、キャッシュフローを生み出し、得られた収益を地域に再投資すること。